たまらん中古車

2012年04月19日

第35回「春のおっさんセダン特集!」

さあ、いよいよ春ですね! 春はのんびりと、ぼけ〜っとしたくなる季節です。
そんな季節は身も心もおっさんになって、おっさんセダンに乗り、おっさんワールドを堪能してみましょう!
今回は趣向を変えて、おっさんセダンとそのおっさんの素性を妄想で書いて行きましょう。春ですから!




平成11年 トヨタ カローラ SEサルーン Lリミテッド

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キング・オブ・おっさんセダン





日本のキング・オブ・おっさんセダンといえばカローラでしょう。今はちょっと影が薄くなってしまったカローラですが、おっさん共からは絶大な信頼があります。カローラに乗って乗りつぶし、また次にカローラを買う。その次もまたカローラを買う。そうやってカローラという車種…に限らないですが、歴史のある車種の平均年齢層というのはどんどん高くなっていくんです。おっさんしか乗らない車は、いずれジジイしか乗らない車になりますので、メーカーは必至に若返りをアピールします。そうやってアピールされた車種、アピールを諦められて消滅した車種がこれまでにどれだけあったか。でもカローラは裏切りません。今でこそセダンタイプには「アクシオ」なんて若々しい(!)名前がついていますが、カローラこそおっさんセダンの真骨頂。動く応接間!




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キング・オブ・おっさんセダンのフロント





白のボディカラー、スポーティとかセクシィといった言葉とは一切無縁の仏の道さえ感じさせるストイックな佇まい。「居間にはテレビ、ソファー、髭剃り、ごろ寝用の枕」みたいなおっさんルームにタイヤが付いているような感じです。48歳団体職員、という感じでしょうか。もしくは公務員。車には一切興味無し!家と職場の往復だけです!定年退職までもう少し!そんなおっさんにはこのカローラをどうぞ!壊れないし燃費もいいしサスはヤワヤワだし、いいですよ!




平成6年 トヨタ クラウン スーパーサルーンエクストラ

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キング・オブ・高級おっさんセダン





おっさんには低級おっさん、中級おっさん、高級おっさんの3種類がいるんですが、上のカローラは中級おっさん。高級おっさんはやはりクラウンに乗りますよ。「いつかはクラウン」という言葉通り、人生の終着点に向かって、クラウンで優雅に。自分の人生を船旅に例え出して、結婚式のスピーチなどで自分のことばかり語り出すようになると黄信号! このクラウンに乗るおっさんには、上のカローラとはまた違う危うさを感じます。つまり、人生の余裕と包容力から来るおっさんワールドの拡大で、嫌だといってもやさしく包み込もうとする感じです。
この巨大なグリルの真ん中に鎮座する王冠マーク。そしてこの紺の色。洗車が雑で、細かい傷だらけ。車に乗りながらタバコを吸うもんだから、シートは黄色くなっている。センターコンソールの灰皿にはタバコの灰でいっぱい。そういうグルーヴを感じます。クラウンは、おっさんの思うようにやさしく応えてくれる。素敵な車です。




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キング・オブ・高級おっさんセダン リア





リアウインドーにレースのカーテン!これぞおっさんが待ち望んだ、動く応接間。場所さえあればリアシートの後ろのレースのカーテンの下に自慢の盆栽の一つや二つ置きたいでしょう。和風の車だと思います。この写真の後ろにも写ってますが、瓦屋根とのマッチングは最高。これぞ日本のクラウン、日本に生まれて日本に死ぬ、純粋な日本人のための車として、これ以上のものがあるでしょうか。「ドイツ車とか乗る奴の気が知れない。クラウンが一番いい」その気持ちを大切にして、定年を迎えてほしいと思います。寺社仏閣に行くのも似合いますよ!









平成15年 日産 ブルーバードシルフィ 18Vi

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日産イチの地味カー





かつてブルーバードと言えば日産の花形でした。サニー、ブルーバード、スカイライン。どれも日産らしいスポーティ感にあふれ、走りを予感させる車種だったのです。ブルーバードSSS、というグレードに特別な思いのある人も多いと思います。
それが今や! ブルーバードはこのブルーバード・シルフィという車種となり、特に何の主張もなく、燃費がなんとなくいいですよ、なんとなく快適ですよ、という感じがぼんやりと伝わってくるだけの車となってしまった。つまり、ぬるい! もちろんアクセル踏んだらガツンと走るんですが、あくまでもキャラクターがぬるいという話です。それもそのはず、コンセプトの時点で、ターゲットは60歳以上! ゼロ・クラウンだとか、マークXとか、セドリック→フーガ、のように若返りを計ることもなく、定年後のゆるゆる・カーとしてのブルーバード・シルフィ。そのせいか、上の2台と比べると、圧倒的な落ち着きすら感じます。




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おっちゃんですね、これは





おっさんは木目を好みます。なぜか。応接間のテーブルが、一枚板でできたような、濃い茶色でニスでピカピカなやつとかあるでしょう? その上に正月とか生花を置いたりするやつ。生花が置いてあるのに、スポーツ新聞とかも置いたりするとおっさんオールドファッション。あの感じ。それを車のインテリアにしたらこうなるわけです。木目調なのにスポーツ新聞が似合う。あと綿棒とか。メルセデスやジャグァーも木目調インテリアはありますが、あっちよりこっちの方が断然スポーツ新聞臭がしますね。だからおっさんにとってはとても落ち着く空間、それがブルーバード・シルフィです。車に求めるのは応接間感です。60歳で定年退職したけれど、年金生活まであと5年。その間はビルの管理人の仕事でもして、土日はゴルフで健康。まさにリア充!!!そんな生活にはぴったりの車です。









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盆栽





いかがだったでしょうか。めくるめくおっさんカーの世界。この世界はトヨタと日産の得意分野でもあります。ホンダ若すぎる(おっさんの間違った偏見)! マツダとかスバルは壊れる(おっさんの間違った偏見2)! ということで、ある意味快適すぎる世界がここにあります。痛みが何にも無い、無刺激な世界も、疲れた時には良いかも知れません!




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posted by BUBBLE-B at 11:32| Comment(0) | たまらん中古車
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